ロミオとジュリエットは本当にお互いを好きだったの?
シェイクスピアの戯曲の一つである
「ロミオとジュリエット」は有名ですね
対立する二つのグループの子ども同士が
恋に落ちるストーリーですが、
ここで心理学における「錯誤帰属」についてお話します
人の感情は、生理的な興奮と
それを説明できる状況の二つで決定されると言われています
例えば、胸がドキドキしている(生理的興奮)時に
目の前にイケメンがいた(状況)場合、
「イケメンを見たからドキドキした」と
人は自分の感情を説明付けますね
このとき、何か怖い思いをした直後にイケメンに会うと、
怖いせいでドキドキしているのに
イケメンを見たからだと誤解をしてしまいます
これが「錯誤帰属」です
例を挙げれば吊り橋効果などが有名ですね
これと同じで、心理学には
「ロミオとジュリエット効果」というものがあります
これは 障害がある恋愛の方が燃え上がるというものですが、
実はこのほとんどは、障害による興奮を
恋愛だと錯覚してしまうからです
実際に遠距離恋愛をしていたカップルは、
遠距離が終わると1/3は別れてしまいます
これは、遠距離(障害)によって盛り上がっていた感情が
急激に冷めるからです
ファンに怒られてしまうかもしれませんが、
ロミオとジュリエットも
本当にそこまでお互いのことが好きだったのでしょうか
ストーリーでは結ばれませんでしたが、
おそらく結ばれた後、すぐに恋が冷めてしまうのでは?
とわたしは考えてしまったり........
はい、そんな事を考えちゃうから彼氏ができないんですね