脱ぼっち少年
2018年1月17日
人間関係
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。
脱ぼっち少年です。年末から正月にかけては少しお休みさせていただいておりました。
センター試験を受験された皆さん、二日間本当にお疲れ様でした。これから二ヶ月あまり、怒濤の入試ラッシュがやってきます。皆さんが積み上げてきた力を全て出し切って、やれることはやったと胸を張る、そんな姿を祈っています。そして、みなさんが今年の春に、どんな道であっても笑顔でいられることを心から願っております。
さて、小生は先日、成人式に参加してきました。
小学校のメンツと式をした後に、談笑しながら時間をつぶしていました。
空は快晴、うっすら雲がかかり、時折虹も架かる、そんな門出にふさわしい日でした。
きっと、小生以外の新成人には。
別に、差別化したいわけではありません。
ですが、小生は成人式に関しては、なにか重い心地しかしませんでした。
人生で初めてだったかもしれません、夜に眠れなかったのは。
センターの日も、友との死別の日も、大きなイベントの余韻があった日の後も、小生はいつも割とぐっすり眠れるのです。しかし、あの日、小生は深夜11時に床に入り、なぜか明朝2時に目が覚め、そこから一時間おきに目が覚めてしまったわけです。
ゆきのさんのツイートにもありました。
成人は、ある意味「そろそろ大人になれよ」という警告だと小生は思っていましたから。
だから余計に眠れなかった。小生にとっては迫り来る不可避な日という感覚でした。
とはいえ、成人式も懐かしのメンツと写真を撮ったり、校長先生のお話を聞いたり、とても有意義な時間ではありました。なかでも自衛隊に入隊した友達とは、自衛隊の今を生に聞いて、とても勉強になりました。
問題は、小生は式の後の同窓会で、人間の本質を垣間見たのです。
友達に石原光輝(仮名)くんという医学部の友達がいました。彼は小中高ともに成績優秀でとても努力家でした。小生など、足下、いや、彼と比べることもはばかられるくらいの努力家でした。そして、人柄もよく、とても紳士。小生みたいなアニオタ、ラノベ作家志望ではありません。
彼が医学部に進学していることは、一部の人は知っていましたし、そして、同窓会の会話でも近況を話す際に、自然に大学、学部、学科は話します。小生も自分についてうっすら話しました。
まあ、この話はなんというか、現代の人間がいかに、その結果主義的というか、利己的というか、ある意味で「もう大人になっている」と言うことなのかもしれません。
これは特に女子に見られたのですが、医学部医学科というのを聞いたときに、多くの人の目の色が変わったんですよね。医者のたまごですってことで。
確かにお医者さんは収入も多いです。事実、そうですよね。目の色が変わっても仕方ない。
そして、なんか群れ始めたんですよ。彼女たちは石原くんを囲んでワイワイやっているわけです。
嫉妬とか自意識過剰というご指摘もあるかもしれませんが、小生はそういうのではなくて、何かもっと人間の欲深さとか、汚さとかが少し見え隠れした気分がしました。
そして、大人になるのが嫌になりました。ピーターパンシンドロームかもしれません。
今度、ゆきのさんに相談しようかな・・・。。。
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