こんばんは。先週に引き続きピザデブぼっちの脱ぼっち少年でございます。
ふぅ。大型の台風が過ぎ去って本州はその被害が各地で報告されているわけですが、みなさんのお住まいの地域は大丈夫でしたでしょうか。被害にあわれた方には心からのお見舞いを申し上げます。
さて、今回の選挙、期日前投票の利用率も前回選挙の1.5倍だったと言っても、投票率は戦後2番目の低さだったとか。台風もありましたから低くなるのは予測できていましたけども、少し残念です。課題の残る選挙でした。
別に小生は「どの候補がどーだ」とか「この候補はだめだ(いい)」とかそういう話をこんな場所でしたいわけじゃないです。
なんで投票しないんだよって言いたい。
そりゃあ、小生はネットで定期的にニュースを見て、株価をみて、国会中継の抜粋を見て、友達と政治談義してますよ。ネットはとても便利ですよ。全部見られますから。もちろん、いろいろな候補がいろいろなことを言ってますから、考えていてもんもんとしますよ。小生は投票所の鉛筆を握って政党名の一画目の漢字を書くまで悩んでました。
でも、投票はちゃんとしました。今の政治とかに対する意思表示はしました。ちゃんと期日前投票で時間を作って行きました。不在者投票という方法もあるようですので、今後はそっちを利用しようと思っていますけど。
面倒。だるい。眠い。
そうでしょうね。
どの候補も同じじゃん。政治に興味がない。信頼できない。
よく聞きます。
「面倒。だるい。眠い。」とかの人は、「仕事・学校が疲れたんだから、休日休ませろ」って言う方もいるでしょう。お疲れさまです。言っときますが、選挙は三年とかの長い期間に一回開かれる程度のものです。地方選挙も考えると約一年に一回程度かと。1年に1回の行事、是非ご参加下さい。
「どの候補も同じじゃん。政治に興味がない。信頼できない。」とかの人は別に無理に候補者の名前や政党名を書く必要はないのではないでしょうか。白紙で出しても問題ないですから。「だったら投票に行く必要ないじゃん」って思いますよね?ところで、政治家は今後4年くらいの比較的長い期間の収入がかかっていますから、どの世代の人を重視すれば票が手に入るか確実に計算しています。つまり、それが如実に表れるのが「世代別の投票率」です。18、19歳の投票率が全体の投票率よりも低かったことが報道されていますけども、要するにこれで政治家たちは「若者は別にいいや」と考えます。
補足しておきますが、政治家たちが街頭でわーわー言っている政策の数々はすぐに実行されやすいものもあれば、徐々に効果を上げてくる政策もある。前者は例として、残業(時間外労働)の上限規制、後者は経済政策などです。政策はもちろん関連していることもあります。
つまり、小生が極端に言えば、
「就活死んでもしらね~よ。若いやつなんて過労死してでもこき使え」
が許されてしまうわけです。
10代の方の中には短大で2年だけ学生をやって、就職される方もいるでしょう。もしくは4年、大学院も含めて6年の方もおられると思います。今は景気がいいとしても必ず不景気は来るでしょう。それがいつ来るか、その不景気の影響をどの程度に抑えるか。これも政策です。「就職氷河期」なんて言葉があるくらいです。残業の話もそう。これは法律で規制できます。これも政策の一つ。
みなさん、想像はつきましたよね?
だから投票は大事なんです。政治家たちは今後数年の国民の生活を見据えて政策を作っている。未来が見えなくても手探りで実行してゆく。それをしてもらうために選挙して候補を見定めるんです。
確かに難しいです。その選択に間違いだってあるかもしれないと思うと不安かもしれません。そのための選定の手助けとして皆さんには、手軽なネットがある。そこにはいろんな情報がある。見極めるのも大変だと思う。でも、
一生懸命考えて下さい。そして悩んで下さい。
そして投票して下さい。
本当に国民のことを考えている政治家は責任を持ってあなたのその選択に答えてくれるはずです。
それでは失敬。